心筋梗塞や脳梗塞を防ぎましょう
日本では心疾患や脳血管疾患が死因の上位となっています。
心筋梗塞や脳卒中の原因である動脈硬化は自覚症状がなく、じわじわ進行していきます。
しかし、早期発見・早期治療を行うことで心筋梗塞や脳卒中を防ぐことができます。
当クリニックでは、豊富なエコー経験のある臨床検査技師がエコー検査を行います。
血管ドックをご利用していただき心臓や脳を守りましょう!
こんな方におすすめ
- 高血圧
- 糖尿病
- 高脂血症
- 肥満
- 喫煙者
- 加齢(男性:45歳以上、女性:閉経後)
- 運動不足
- 血縁者に心臓や脳の病気がある方
検査内容は?
血管ドックでは、
- 頸動脈エコー検査(首の血管の動脈硬化)
- 腹部大動脈エコー検査(お腹の血管の動脈硬化や動脈瘤)
- 腎動脈エコー検査(腎臓に向かう血管の動脈硬化)
- 心臓エコー検査(心臓の機能)
- 肝臓エコー検査(脂肪肝の有無)
- ABI検査(足の血管の動脈硬化)
- 心電図検査
- 血管内皮機能検査(腕の血管の機能検査)
- 血液検査
- 尿検査
などを行います。
頸動脈エコー検査では、脳に血液を送る血管である頸動脈の血管壁の厚さと血管の内側の状態がわかります。動脈硬化によって厚くなった血管壁やこびりついたプラークや血栓などがないかを確認します。
腹部大動脈・肝臓・腎動脈エコー検査では、腹部にある主要な血管である腹部大動脈に動脈硬化やこぶ(動脈瘤)がないかを検査します。また、脂肪肝の有無を確認します。さらに腎臓に血液を送る血管である腎動脈の血流速度を測定し、血管狭窄の有無を確認します。
心臓エコー検査では、全身に血液を送る心臓のポンプ機能と、心臓にある4つの弁(僧帽弁・大動脈弁・三尖弁・肺動脈弁)の機能を確認します。また、自覚症状として出現する前の心臓の負担部位を早期に判断します。
ABI/PWV検査では足首と腕の血圧比を測定し、足の動脈の狭窄や閉塞を評価します。さらに動脈硬化の程度を確認します。
心電図検査では心臓の電気的活動を見ることで心房細動などの不整脈や狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患などを見つけることができます。
血管内皮機能検査では、腕の動脈の機能を調べます。動脈硬化症の初期には血管内皮の働きの異常が認められます。動脈硬化の早期発見のため、血管内皮機能障害を確認します。